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ヤマハ、XT600Zテネレです。キットはPROTAR YAMAHA TENERE 660ccです。あまり詳しくないのでいけませんが、ヤマハ本社サイドで開発されたワークス?マシンではXT600にZが冠されるようです。
製作に当たっては’86ソノートヤマハゴロワーズ仕様モデルという方向で進めていきました。とはいえ、エンジンまでじっくり拝める雑誌資料は’85のみでした。製作当初では’85とさほど変わらない印象でしたので、’85にでもとも思いました。
がしかし、製作途中でモノクロスサスのサスペンションの機構が全く別物なのが判明して’86の方向にしました。
なぜそこまで’86から遠ざかりたかったといえば、第8回パリダカラリーではHONDA NXRが優勝を遂げ、雑誌資料はHONDA勢が猛威を振るっていたこと、またヤマハの目玉はFZTという4気筒化け物マシンだったことで、
XT600が日の目を見られることはなかったようです。(勿論これは日本国内の話で、その時のイタリアンライダーは優勝こそなかったものの大活躍をしました。おそらくそのことでPROTARもイタリアンチームベルガルダカラーでキット化したのだと思います。)
ですので雑誌資料で登場する小さなものしか見られません。これは僕の資料収集力の無さもあるでしょうが、某雑誌によると’85XTから3年が過ぎ、YZE750に乗る機会が与えられたとありましたので、どうやらこの時期の雑誌資料は、
空白なのではないかなあと思っています。
といったわけで、後々になって、無い資料からパリダカ関連の’86の細かいものを探したため、当初の’85資料からの推測なために間違っている点が多々あります。
大きな部分ではリムが金色ですが、実際ではブラックリムです。これは、’85テネレの資料車両がスペアリムか何かでゴールドリムに履き替えていたためです。これは後になって3台そろい踏みの小さなカットを見つけて気づきました。
そこには、前後ブラックリム、前後でそれぞれ別にブラックとゴールドリム、前後でゴールドリムといった具合でした。というわけで実際には’85’86共にブラックリムが標準のようです。また’86モデルでの金色リムは未だ見ていません。
次に大きな部分ではエンジンのアンダーガードで、これはゴロワーズ使用では軽量化の穴あけのパターンがキットのベルガルダ仕様とは大きく異なります。ゴロワーズのものはもっと小さな穴が気の遠くなるような感じで開いています。
ちなみに’85ゴロワーズも細かな多数の穴です。この経緯は分かりませんが今回製作したアンダーガードに近い穴あけパターンが雑誌に載っています。交換されたのかはじめからゼッケン違いでアンダーガードも異なっていたかは定かではありません。
マニアックな部分では、果たしてタコメータは付けていたのか?といった点です。’85資料ではタコメータケーブル取り出し口ははっきりと見てとれますが、’86資料でのエンジンといえば、キットの組説のショットのみです。
そちらではタコメータ取り出し口側が見られません。ケーブルだけをたどるとどうもタコメータケーブルが這っていそうな箇所にはケーブルが見当たりません。YZE750ではレブリミッターもタコメーターも無いことを考えると’86では廃止したかもしれません。
といった感じで明らかに実車と異なる部分が見た目で分かる箇所があります。
ただ、個人的な面では、見た目リアルで本物くさいのが出来て、尚且つ製作が楽しめれば僕としては満足なわけでして、もしマニアの方がこれを見て納得いかない場合は、申し訳ないです。

また、果たしてこれを見て「オレもテネレ造ろう」なんて方が出現するのかははなはだ疑問ですが、キットについて予め知っておいて損はないんじゃないか?ということを記しておきます。
※クランクケース後端部(ミッションケース?)は長すぎます、フレームに合わせて改修するとぴったりな形状になります。
※スイングアームは滅茶苦茶長すぎです。またサスペンションもそれに合わせて長すぎです。一度切断して様子を見たほうが身のためだと思います・・・。
※フロントフォークの幅がありすぎます。どうしたのかは記憶の彼方に行っちゃってますが前輪のハブ幅に合わせて、フォークのブリッジの幅詰めをしたような気がします。
※アンダーガードの取り付けがおそらく出鱈目になります。ここらへんは最後に取っておいて、最終段階で帳尻合わせをしたほうが良いかもしれません。
※当たり前の如くフレームもキットのままでは当てになりません。
※その他プロターにまつわる涙を流すような現象がこのキットにも当然の如く起こります。
※それでもなおマニアでドMなのかも?と少なからず思う方は大変楽しめるキットです。

いろいろとまだまだ書きたいことが山ほどあるような気がしますが、1年半の間に多くの部分を忘れてしまいました。思い出したらまたくどいくらいに書こうかなあ思います。

また、最後になりましたが、
数は少ないですが、エッチングチェーンに関して嬉しいお言葉を頂いた方々に、プロターにまつわる製作悲話を教えてくださった方に、質問と共に嬉しいご感想メールを送って頂いた方に、
マニア度に感激していただいて好意的な掲示板リンクをしていただいた方に、見捨てることなく現在もサイトに訪れていただいている皆さんに感謝いたします。
基本的な線では、まずは自分が面白いと思えることをすることが前提ですが、やはりだれかれに見ていただいているのは励みになります。
有り難うございました。

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